コロニアル屋根の修理目安
コロニアル屋根(スレート屋根)の修理やメンテナンスの目安は、使用環境や気候条件によりますが、一般的には以下のようなタイミングで点検・補修を検討するとよいでしょう。
1. 定期点検の目安
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新築から10年ごと:屋根専門業者による点検を推奨
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台風や地震の後:被害がないか確認
2. 修理・メンテナンスのタイミング
築年数 |
メンテナンス内容 |
5年前後 |
軽い補修(塗装の劣化が始まるため、点検・塗装を検討) |
10年前後 |
塗装の塗り替え(防水性・耐久性を維持するため) |
15年前後 |
ひび割れ・浮き・剥がれが増える時期 → 部分補修 |
20年前後 |
葺き替えやカバー工法を検討(劣化が進行するため) |
3. 修理が必要なサイン
以下のような症状が見られたら、早めに補修を検討しましょう。
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色あせ・塗装の剥がれ → 防水性低下のサイン
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苔やカビの発生. → 防水性能の劣化
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ひび割れ・欠け・反り. → 雨漏りの原因になる
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屋根材の浮き・ズレ → 風で飛ばされるリスク
4. 修理方法と費用目安
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塗装(10年目くらい):50~100万円
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部分補修(10~15年目):5~30万円
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カバー工法(15~20年目):150~200万円
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葺き替え(20年以上):200~300万円
5. 長持ちさせるコツ
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定期的に点検・塗装を行う
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雨樋や屋根周りの掃除をする
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異変があれば早めに業者に相談
コロニアル屋根はメンテナンスをしっかりすれば30年以上持つこともあります。特に、塗装や軽微な補修を適切なタイミングで行うことで、大がかりな修理を防げます。
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